亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

もうすぐ二度目のお彼岸

月日は流れる

父の納骨堂に居候している息子、

息子が自殺してから

もうすぐ二度目のお彼岸です。

今春のお彼岸、

お墓に参ったのは覚えていますが、

何だか遠い昔の気もします。

月日の流れるのは早いもの...

それでもその早さとは逆に、

息子の年齢は止まったまま...

いつまで経っても

ずっと32歳なのです。

今度のお彼岸には、

前回のお彼岸の時よりも

少しは「まし」になった僕を

報告出来るよう、

息子から教えられた事

日々、実践していきます。

その先に、

息子だけのお墓にお参りする

お彼岸が来るその日を目指して...