亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

妻の弟

やっとお知らせ出来た安堵感

今年の1月9日に

息子の自殺を知ってから

1年近く、妻の弟には

息子の死を知らせていませんでした。

そして先週、喪中はがきを出し、

ようやく知らせる事が出来ました。

息子が元気だった時を知る

大切な義弟なのに、

そのままにしていた事、

妻にも義弟にも申し訳ない

気持ちしかありません。

やはり僕は死んでも息子に

冷たかったのか・・・

そう思ったりもしますが、

ここでまた僕が僕自身を否定すると

周囲の人をも否定して、

つまるところ世の中を否定し

息子を自殺に追いやった

ねじ曲がった心のままになるので、

もう否定はしない事にしました。

自己肯定感、

これほど大切な事はありませんから・・・