亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

クリスマス

プレゼントした思い出は無い

今日はクリスマスイブ。

僕には自殺した息子に

クリスマスプレゼントをした記憶が

全くありません・・・

イベント事が嫌いな僕の性格と

子供への愛情の無さが重なり

そうなったのです・・・

今思うのは、

クリスマスは親子の絆を

深める日だということ。

キリスト教徒でなくても

キリストの誕生日のお陰で、

素敵な一日を過ごせる事に

感謝する日かもしれません。

高価なものではなくても

子供の笑顔を見られる何かを贈る、

そして、家族で食事する・・・

全て世間一般では当たり前の

クリスマスでしょう。

当たり前をやる気も無かった僕、

僕のような親が世の中に少ない事を、

いや皆無であることを

ただ祈っています・・・