亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

地域コミュニティの大切さ

子供会

僕は多忙を理由にしていましたが、

実は人と会うのが嫌いなので、

息子の地域コミュニティの参加を

していませんでした。

いわゆる「子供会」と言われるものです。

今思えば、そんな繋がりが、

とても大切だったんだと思っています。

人間が嫌いになる理由は

人それぞれでしょうが、

人間が嫌いになってしまう育て方、

これだけはやってはいけません。

それにはまず子供を否定しないこと。

親から見て子供が

どんなに馬鹿げた事をしても

まずは、共感し、寄り添い、

そして、別のアイディアもある事を

提案してあげる事です。

親の意にそぐわないからと

頭ごなしに否定ばかりされると

他人と話すのが恐怖になります・・・

自分の行動が常に間違いじゃないかと

疑心暗鬼になります・・・

そして大人になると

一切人と関わりたくなくなります。

僕のような人が一人でも減るよう

いつも言うように、

僕のぶざまな姿を発信するのです。