亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

あの時・・・

後悔しても意味は無いのか

息子が自殺する半年以上前から

息子の死を予感する出来事が

いくつもありました。

なのにその信号を

キャッチしなかった僕。

何度も発せられたSOSなのに

無視していたと言えるでしょう・・・

子供に無関心だったと言えば

それまでです・・・

間違いありませんから。

ほんの少しでも愛情があったなら

一つくらいはキャッチしていたはず。

愛情・・・

愛情って何でしょうか・・・

無条件にほとばしる

愛おしさでしょうか・・・

あの時、

ああすれば良かった、

声をかけてあげれば良かった・・

そう思うのは、

息子が自殺したからこそで、

もし生きていれば、今でも

愛情は無かったのでしょう。

愛情・・・

僕には永遠の謎です・・・