亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

息子の癖

自殺した息子が幼い時、

いつも枕を持ち歩き、

口に入れるのが癖でした・・・

食べながらでも枕を吸うので、

代替として、小さなタオルを

渡したら、今度は、

それを吸うようになりました・・・

そんな昔のことを

時々、思い出します・・・

今考えれば、おしゃぶりを

与えてやるべきだったと

思ったりします。

そういう意味でも

僕はあの時、既に息子に

無関心だったのかも

知れません・・・