亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

仕草を思い出す・・・

ジェスチャー

自殺した息子が、

幼いころしていた仕草を

最近良く思い出します・・・

「ちっちゃい」

と言葉で言う時は必ず

両手の指先を合わせ

「ちっちゃい形」を作っていた息子。

「バイバイ」

というときには、

必ず片足を出して、

手を振っていたこと・・・・

言葉にはジェスチャー

よくつける息子でした・・・

何で、そんな息子を

愛せなかったのか・・・

それどころか

憎んでしまったのか・・・

思い出すたびに

後悔と懺悔の洪水が襲って来ます・・・