亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

やはり愛は・・・

永遠に答えは出ない

真の愛情がどこから湧き出るのか、

僕にはいまだに分かりません。

考えても考えても、

「愛情」というものが

わからないのです・・・

息子に対して愛情が湧かなかったのは、

もちろん僕の冷酷な性格故のこと・・・

しかし、子供に愛情を持てる

普通の感情が起きない苦しさは、

生涯ついてまわります。

そんなの可笑しいとか、

何故?と言われても

答えは永遠に出ないのです。

こんな事、普通の人には分からない・・・

分かる必要もないのか・・・