親心という「心」
僕には宿っていなかった・・・
親が子を思う気持ち・・・
当たり前に保護し、
当たり前に応援し、
当たり前に子供の未来を作り上げる。
そんな当たり前の「親心」、
僕にはありませんでした。
有名なスポーツ選手の成長過程には、
必ず親の献身的な支えがあります・・・
そんなテレビ番組を見ると、
自殺した息子に対して
何もしなかった、
いや、そんな気持ちに
全くなれなかった
自分を殺してやりたくなります。
親心の醸造というのは、
親になってからいきなり
出来るものではありません・・・
親心というものは、
その人が親になるはるか前、
生まれて数年後の幼い頃から
家族の関係性において
少しづつ醸造される
ものなのです・・・
僕は、父との関係も含め
そんな醸造などきっと
無かったのでしょう・・・
自分だけ攻めるのは、
止めようと思うのに、
いつも自分を殺したくなります・・・