亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

けん玉

器用だった・・

小学生の頃の息子は、

流行ったものは、

直ぐにうまく出来る

器用なタイプでした。

けん玉もその一つ。

僕には到底出来ない技を決め

褒めると喜んでいた息子・・

そして、

いつしか僕が息子を褒める事も無くなり

それどころか

無関心になって行ったのです。

ずっと褒めていれば、

息子は自殺することは、

無かったでしょう・・・