亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

DDR

ほんの一時期

息子が中学2年になったころ

息子の家庭教師をしていた

小学校の先生を目指す男性が

息子にスーファミ用の

DDRを買ってくれました。

DDRとは

ダンスダンスレボリューション

という音楽にあわせてステップを踏む

ゲームです。

その後、家族と家庭教師とで、

ゲームセンターにも頻繁に行き、

DDRをするようになりました。

そのころは楽しかった・・・

しかしそんな時間はほんの一瞬、

半年後、

息子がタバコを吸い始めて

僕は息子と話す気も

息子のことを考える気も

なくなったのです。

その後、家族で行動した記憶は

全くありません・・・

家族の絆なんて、脆いものでした。

少なくとも僕にとっては・・・