亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

親はなくとも子は育つ?(2)

無責任な諺に聞こえる・・

「親はなくとも子は育つ」

Weblogによるとこの意味は、

「親がいなくなっても、

子供はなんとか育って

いくものである。

世の中のことはさほど

心配したものではない

というたとえ。」

です。

なんとも無責任極まりない

諺ではありませんか・・・

僕の息子は親がいても

自殺したのです。

もっとも親らしいことは

していませんが・・・

「親はなくとも子は育つ」

というのは、

「確固たる人間性

生活力が確立された場合に限り」

という前置詞がなければ

意味はないでしょう。

親はいなければ、

親以上にめんどうを見る人は

必要ですから・・・

以前も同じ事を書きましたが、

改めて思い起こしています・・・

そして、この全ては

僕の失敗から導きだされた

考えです・・・