亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

父の命日

妻への感謝

「今日、お義父さんの
命日やったよね?
お義母さんにメール送ったから」
そう妻に言われました。
そう言えば、
今日、12月16日は、父の命日です。
僕には、「そう言えば」位の日なのです。
祖父を恨んで許さなかった父、
その父を恨んで許さなかった僕、
僕から父の恨みを晴らす手段にされた息子。
人を思いやるって難しい・・・