亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

先生の言葉

予言通り

息子が小学校6年生のころ

妻が担任の先生からされた話を

聞きました。

「息子さん、このままでは問題が起きます」

当時の僕は、学校の先生という職業が

大嫌いで信用出来なかったので、

あまり気にもしないでいました。

でも、

今も覚えているのは、

大いに気にしていたのでしょう。

この先生は息子を通して

僕の育て方や家庭を見抜いていたのです。

先生の予言通り、その後、

多くの問題が起き、

最後に息子は自殺してしまったのです。

先生の言葉は、真摯に受け止めるのが、

親としては賢明でしょう...

僕はもう遅いのですが...