亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

息子が喜ぶのか?

1月10日に火葬して、

息子の遺骨は部屋にあります。

その日以生花を飾っていましたが、

葬儀の時からずっと元気だった花が遂に枯れました。

20日も長持ちするとは

かなり生きの良い花だったのでしょう。

そして、今朝いつも行っているスーパーに

新しい花を買いに行きました。

今までは花がどこに売っているかさえ

知らなかった僕ですが、

なんとか選んで帰宅。

妻に飾ってもらおうかと思っていたら

「あなたが飾ってやって」

と言われましたが、

僕が飾って息子が喜ぶのか...

そういう思いが溢れました。

息子を守らなかった僕は彼に顔向け出来ませんが、

花なら喜んでくれたかも知れないと思うと

またもや涙が出てしまいます。