愛情に飢えていた息子
自分勝手な父だった僕
「この世界は食べ物に対する飢餓よりも、
愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。」
これはマザーテレサの言葉です。
息子は愛に飢えていたに違いありません。
そして、息子に感謝すらしていませんでした。
それでも僕に気を遣って
最大限なんともない顔をしていたのでしょう。
僕はそんな優しい息子の気遣いには
全く気がついていませんでした。
いや、気づいていないふりだったかも知れません。
むごいことをしてしまいました...
今では遅いのです。
それでも、
この愛情や感謝を少しでも広めていくのが、
これからの僕の生き方になったのは、
息子が命を削って僕に教えてくれたからこそなのです。
息子よ、ありがとう。そして、安らかに...。