愛情の反対は?
言葉では分かっていても
愛情の反対は憎しみ...
ではありません。
愛情の反対は無視です。
僕はこのことを分かっていながら
結局、息子のことをしっかり見なく、
というよりも
見ないようにしていたのです。
無視ですね...
僕が全部息子の人格を形成したくせに
その人格全てがうっとおしくて、
話すのが嫌になっていました。
こう書くと、なんという酷い親だと思うでしょうが、
酷い親というよりも
こんな行為に走ってしまうこと自体、
もはや親では無かったのです。
無視された子供の気持ちが
分からなかった、
いや理解しようともしていなかった僕。
中学を卒業して17年の間、
僕は息子とどれだけの時間、
会い、話しをしたのか?
きっと数時間も無いでしょう...
何のために子供を授かったのか、
毎日過去の自分を後悔しています。
息子を亡くして初めて知るなんて、
バカ過ぎますね。