亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

妻の気遣い

初めて聞いたこと

先日妻から言われました。

「私もあなたがいない所で、

泣いているから大丈夫」と。

それは、僕が妻が本当に

僕に気遣ってくれて、

僕の前では、ほとんど泣かないから

たまには泣いてもいいじゃないと

話したときのことでした...

僕は、そのひと言を聞いて、

正直安心しました。

息子が自殺して一番悲しんでいるのは、

やはり子供を産んだ母親なんですから...

泣きたい時にはいっぱい泣いて欲しい...

いつも前向きな行動と言葉で、

僕が折れそうになるのを

支えてくれ続ける妻には

ただただ、感謝しかありません。