亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

息子の火葬から200日

区切りなんか無いけど

息子を火葬した日から

今日でちょうど200日経ちました。

別に区切りなんて関係ありませんが、

ただ、200という数字の多さ、

月日の経つ早さに驚きます。

一個人の人生は、長い大きな歴史に

埋もれて、その人が生きていた

ほんの一瞬などは

無かったようなものになるんだろうと

そんな気持ちにもなってしまいます。

しかし、その小さな一個人の人生、

地球規模からするとたったの一瞬でも

大きく輝くのか、そうでないかは、

本当に重要なことです...

なのに僕は息子のほんの一瞬の人生を

輝きもなく終らせてしまいました。

今は何を思っても、息子は戻って来ません。

ただただ、毎日息子を思い出すだけ...

そして今までと同じように

息子への懺悔と後悔で

あっという間に

次の200日も来るのでしょう。

僕の後悔は終る事は無いのですから...