神の言葉を話す子供
教育しないと・・・
西欧の昔話です。
「生まれた子供は、
時が来れば、
神の言葉を発するから
言葉を教えてはならない」
そう考えられて
育てられた子供がいました。
いつかは神の言葉を発するはず、
そう思い周囲は期待して、
考えどおり、
何も教えずに育てました。
しかし子供は
いつまで経っても
何も喋りません・・・
そして、
ついにその子供は
死んでしまいました・・・
このお話を、
僕は十代のころから
知っていました。
教育しなければ、
「人」にはなれないのだと。
しかし、僕は
このお話とさして変わらない事を
自分の息子にしたのです。
あまりにも勉強や教育、
学校の先生をはじめとした
教育者を憎むあまりに・・・
過去に受けた心の傷や
心の闇を抱えて親になるのは、
僕の例を見ても明らかに危険です。
難しい事ですが、
心の傷を癒やしてから
親になれれば、より素敵な
家庭が築けるでしょう・・・