亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

一瞬の隙間時間に入ってくる思い

何故、愛情が持てなかったのか

起きているのは、

一日の中で18時間くらいでしょうか。

その時間の中の大半は

息子の事を考えています。

もちろん仕事したりご飯を食べたり

普通の生活をしていますが、

少しでも時間の隙間があると

そこは息子の思いで充満しています・・・

その一瞬に思う事のなかで、

一番多いのが、

「何故息子を愛せなかったのか・・・」

これです。

親子の愛情が正常に作動している人に

こんな事を話しても

「それはお前が毒親だったから」

「おまえの感情が狂っているから」

そんな風にしか思われないでしょう。

それはそれでいいのです・・・

しかし、

世の中には、こんな心を持つ親も

いるという事なのです・・・

やはり今も思います・・・

どうして息子を愛せなかったのかと・・・