亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

キャッチボール

夢見たもの・・・

昔のテレビドラマでは

父と息子が

キャッチボールする場面が

多くあった気がします。

僕も息子が小学1年生位の時、

息子とキャッチボールをしようと

グローブとボールを買いました。

しかし、一度も使うことなく、

そのグローブとボールは

いつの間にか無くなりました・・・

何で一度もキャッチボール

しなかったのか、

今では覚えていません・・・

息子との交流は

テレビゲームだけに

なったからかも知れません。

親子で一緒に体を動かして、

同じ目標に進み

笑い、泣くのは、

とても大切な時間だと分かったのは

息子が自殺してからの事・・・

今、子育てで、悩んだり

イライラしている人がいれば

僕のような後悔はしないよう

教えてあげたいと思います・・・