亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

少し薄れたのか・・・

遺体発見日を忘れていた

昨年の1月9日が、

自殺した息子の遺体発見日です。

毎月のように9日はその事を

思い出していました・・

ところが昨日は、いつもより

思い出すのが遅かったのです。

と言っても9日の

朝遅い時間という事ですが。

少しずつ記憶が薄れているのでしょうか。

いや違います・・・

日にちとかは薄れても

息子の事は薄れることはありません。

むしろ強く思うようになったかも

知れません・・・

数年、十数年経てば、

また思いは変わるでしょうが、

僕が生きている限り、

息子の事が

頭を離れることはないでしょう。