亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

涙が出ない

思い出しても・・・

息子の事は起きている間中、

頭から離れません。

息子が自殺して数ヶ月は、

思い出すたび涙が出ていましたが、

今は、涙腺が緩むことは

あまりありません。

きっと、僕がやってしまった

息子への冷たい仕打ちを考え

僕は、涙を流す資格が

無いと僕自身が悟ったからでしょう。

確かに息子の死に対して

僕が涙を流す資格なんて、

どこを探してもありませんから・・・

悲しいという感情も

息子にとってはうざいものかも

知れませんし・・・