亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

僕の失敗の原因

産まれた時は嬉しかったのに

いつも思います。

後悔しています。

なんで息子との関係が、

最終的に息子の命を削らせてしまう結果になったか...

生まれた時は嬉しくて、

小さい時の息子は可愛くて、

遊んだりゲームしたりしていたのに、

中学生三年になるころから

無視し始めていて、

何でこんなにまでなったのか?

商売で忙しかったし、

お金が無かったと言えばそうですが、

それでも寝るヒマも、食べるヒマもあったのに

お金だって外食したりしていたのに、

それを一切息子には向けていなかった自分。

心のゆとりが無かったかもしれないけれど

愛情は心のゆとり以外にあるものだし、

今思い返しても悔いばかりです。

 

せっかく子宝に恵まれたのに

まともな家族に出来なかった自分の

未熟さ、残酷さ、冷徹さ、

自分を呪ってしまいます...