亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

小さな男の子を見ると

人とは思えない

僕が働いている店には、

お母さんやお父さんと一緒に子供が来ます。

今は春休みなので、特に親子連れが多いです。

そんな家族をみるたび、

子供をみるたび、

特に男の子を見るたびに

息子のことを思い出し、

ずっと大きくなっても

こんな親子だったら幸せだったろうな...

なんて、思います。

そして、その家族や子供、特に男の子には

今の幸せが続きますようにと

本当に心から祈ってしまいます。

僕が出来なかったことを

僕以外の家族には出来ることを願って...

近所に家族で買い物に行く。

こんな平凡な毎日は、奇跡の一日と感謝出来ることが、

幸せな日々が続く秘訣なのかも知れません...。