落ちる日
前を向く気持ちはあっても...
過ぎたことをあれこれ悩んでも
心を痛めるだけで何の徳にもならないこと
百も承知しています。
しかし、
後悔は大波のように不定期的に押し寄せてきます。
なんであんなに息子に冷徹な態度をとったのか?
それを考えるだけで、前向きなことなんて、
全てがその波に飲み込まれてしまいます。
気分が落ちる日があっても
気分が上がる日は永遠に来ない気がします...
最も僕が息子にした行為を考えれば、
それは当たり前のことでしょう。
今頃息子は僕の姿を見て、
喜んでいるのか、哀れんでいるのか、
それとも悲しんでいるのか、
それは分かりません。
僕を憎み、恨み、死んで行った息子ですから。
ただ、それでも僕は死ぬ事は許されません。
家族の為だけを思い、行動し、
生きて行くしかないのです。