亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

6回目の月命日

息子の自殺から半年

息子の遺体が親友二人によって

発見されたのが1月9日。

その時は既に死後数日が経過していて、

医師の鑑識によって1月6日が

亡くなった日と推定されました。

過去にもこの経緯は書きましたが、

月命日である本日、

改めてその時のことを思い出す意味でも

また書いています...

息子が自殺する前に息子と会ったのは、

いったいいつだったか

思い出せないくらい

会っていませんでした。

それは、僕が「会いたくない」

「息子とは話しも合わないし...」

そして、何より

僕が少しの臭いでも咳き込む

大嫌いなタバコを吸う息子を

完全に避けていたのが原因でした。

僕の目の前で吸うことはなくても

「タバコを吸う息子」

と思っただけで、もうダメでした...

息子がタバコを吸うようになったのは

間違い無く寂しさからだったのは

よく解ってはいますが...

僕にとってタバコは永遠の謎です...

タバコを吸う人には僕の気持ちは

100%理解出来ないと思いますし

理解してもらう必要もないでしょう。

ただ、タバコという存在がなければ、

もう少し息子と話したり

会ったりしたかも知れない、

もしかしたら

本当にもしかしたら

息子を死に追いやることは

していないかもしれない...

そんなことが頭をよぎります。

タバコっていったい何なのか...

やはり永遠の謎です...