亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

墓(その3)

立派な墓への考え方

死んだ人にお金をかけ

大きな墓を作るなんて、

愚の骨頂だと思っていました。

息子が自殺するまでは...

しかし、立派なお墓を作ることが、

とても重要な

意味があることを悟ったのです。

お墓は亡くなった人の為では

ありません。

今、生きている人こそ

お墓は大切なのです。

先祖に感謝するのはもちろん、

未来の自分への励ましの場であり、

自分の存在意義を再確認する

大切な場所なのです。

全て、

息子に教えられました...