亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

亡くなった父の夢

夢でも疲れる...

息子が自殺した一番の原因は、

僕が息子に冷たく接したからです。

冷たいと言うよりも

言葉と態度で虐待したからでしょう。

その原因の多くが、

僕の父と僕との関係にあったのは

今までも書いて来ました。

しかしその父の性格や生き様も

その父(僕の祖父)によって

作られたものであるのも

まぎれもない事実なのです。

昨日、僕は父の夢を見ました。

僕と息子(自殺した長男かどうかは不明)の

バスの切符を父に買ってもらう夢でした。

一度切符を買って貰ってから

父が不機嫌な顔をしていたので、

切符売り場の人に「キャンセルします」

そう言って父に2万円返したところ

父は不機嫌な顔をして、

「お前は切符買って早く仕事に行け!」

そう言い、金を僕に渡して

早足で去っていったのです。

僕が子供のころよく体験した

「いきなり不機嫌になる」

「いきなり怒り出す」

父そのものでした。

夢でも父に対して緊張している僕。

きっと息子も僕に対して

これ以上の、いやこの数百倍、

僕に対して緊張したり

嫌な気持ちがあったのでしょう。

なんとなく気が重い朝でした・・・