亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

紙一重

生い立ち・・・

昨日から犯罪者の逃走が、

報じられています。

逃走中の男性は、

きっと悲惨な幼少期があって、

結果、心が壊れ、そして、

犯罪に手を染めてしまったのは、

明らかでしょう・・・

以前も書きましたが、

犯罪者の多くには、

不幸な生い立ちが

関わっているのです・・・

僕もその不幸な生い立ちの

息子を作ってしまった

親の一人です・・・

ただ僕は、たまたま紙一重で、

何の罪にも問われない人間なのです。

 

どんな背景があろうとも

「罪」という一言で、

罰したり、罰せられたり・・・

それは仕方ないと思いますが、

僕自身を考えると

やはり人の世界は

平等ではありませんね・・・