亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

心のシャッター

人と関わる事で傷つきたくない

僕の生来の性格と、

幼い頃からの育てられ方で、

人には想像出来ないほど

僕は傷つきやすく、

打たれ弱い人間になりました。

だから、

僕が傷つかないためには、

一切人と関わらない事なのです。

学生時代から社会人になっても

常に心のシャッターは

降りたままの人生・・・

結果、息子にもシャッターを

締め切ったままにしてしまいました。

人間嫌いとかいう程度ではなく、

自分以外とは関わりたくない、

もっと言えば、

自分とも一切関わりたくないのが、

僕の本音でした・・

いや、

今も同じでしょう・・・

でも直せないのですよ・・・

普通の人には理解不能でしょうが。