亡き息子に捧げる

長男が自殺した父親が綴るあれこれです。息子を死に追いやってしまった自責の念は一生残ります。息子が僕に残した「お前の生き方は間違っている」というメッセージを心に刻み、日々もがいている自分の姿をそのまま書き綴りました。

何故生きているのか

人生の意味

僕が生きて、息子が死んでいるのは何故か?

それは僕が自分の事しか考えず、

息子を冷酷に扱ったからです。

でも神様は息子に味方しなかったのか?

僕の邪悪な心が勝ってしまったのか...

今、ここに生かされている僕の

人生の意味は何なんだろうと思います。

妻も次男も母も僕の妹も、息子の親友も

みんなに大きな心の傷を負わせてしまった僕。

全ては取り返しがつかない...

みんなの心が晴れる日は、永遠に来ないのです。

なのに生きている僕。

今は、経験から学んだことで、

周囲の人々のことを第一に考え、

家族や親友に恩返し(語弊はあるが)するのが、

きっと僕の人生なんでしょう。

それでも何故生きているのか

正解は導き出せません。