カエルの子は
カエルじゃない・・・
僕が小学生か中学生のころ
僕と父がふたりでいる時、
何かのきっかけで、
「親子で似ていますね」
と人から言われた父が、
「カエルの子はカエルですから!」
とニコッとして言った時、
僕は心の中で猛反発した事を
昨日の事のように覚えています・・・
それほどまでに
父への憎しみが大きかったのです。
しかし、
カエルの子と言われた僕は、
もっと冷淡で非人間的な
「父カエル」になってしまいました。
子カエルを自殺に追い込んだからです。
本当に幸せなのは、
「カエルの子はカエル」
そう言って笑いあえる親子関係です。
僕はなれなかったけど、
長男にもしてやらなかったけど、
もし次男が家族を持ったなら、
そうなって欲しい・・・